リオの貧困地区がマウンテンバイクのサーキットに
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【5月9日 AFP】ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)では前週、ファベーラと呼ばれる貧困地区で、マウンテンバイクによるレース「ファベーラ・MTBサーキット(Circuito MTB de Favelas)」が行われ、細く曲がりくねったファベーラの路地や坂、階段を走り抜ける出場者たちを住民らが見守った。
「ファベーラ・MTBサーキット」は13年に続き今年で2回目。競技は「ダウンヒル」と「クロスカントリー」の2種目に分かれ、3月から11月までの間にそれぞれ全8ステージを競う。
昨年のサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)や来年のリオデジャネイロ五輪のためにこれまでに平定された6か所の異なるファベーラが、MTBサーキットの舞台となる。(c)AFP