【5月8日 AFP】米グーグル(Google)は8日、アジア初となるベンチャー企業支援キャンパスを韓国・ソウル(Seoul)にオープンした。開所式には朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)大統領が出席し、グーグルキャンパスは政権の中核的政策である「クリエイティブ・エコノミー」を体現する存在だと高く評価した。

 ソウルの高級地区、江南(Gangnam)区にオープンした「キャンパス・ソウル(Campus Seoul)」は、韓国の若いIT起業家たちの地域拠点として、オフィス設備とビジネス交流の場を提供する。経験豊かなグーグル社員や起業家らの指導や助言を得る機会も提供される。韓国内に限らず、他のアジア各国の新興企業が対象となる。

 グーグルのキャンパスは既に英ロンドン(London)とイスラエルのテルアビブ(Tel Aviv)にあり、近くポーランドのワルシャワ(Warsaw)やブラジルのサンパウロ(Sao Paulo)にもオープン予定。(c)AFP/Giles HEWITT