ルクセンブルク首相、来週にも同性パートナーと結婚か
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【5月8日 AFP】ルクセンブルクのグザビエ・ベッテル(Xavier Bettel)首相が、パートナーのゴティエ・デストネ(Gauthier Destenay)さんと来週にも結婚する見通しだと、複数の情報筋が7日明らかにした。同国では数か月前に、同性婚が合法化されたばかり。
2013年に40歳の若さで首相に就任したベッテル首相は、保守的で国民の大半がカトリック教徒という同国での報道を最小限に抑えようと、自身の結婚についてはほとんど発言していない。
情報筋の一人は、首相は「私生活を公の目にさらしたくないという考えで、式を取材したいという複数の芸能誌からの依頼を断った」と明かした。
ベッテル首相と建築家のデストネさんは2010年に、同性カップルや事実婚の異性カップルに結婚に準じた法的権利を認める制度「シビル・ユニオン」の手続きを済ませており、昨年8月には同首相がデストネさんと結婚する意思があると公言。米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)に対し、「彼からプロポーズされたので『はい』と言った」と述べている。(c)AFP