【5月7日 AFP】米国防総省は6日、同国海軍が中東ホルムズ海峡(Strait of Hormuz)を航行する自国商船の護衛を5日に中止したと発表した。戦略的に重要な同海峡における緊張が、緩和に向かい始めたものとみられる。

 商船の護衛は先週、イラン革命防衛隊(Revolutionary Guards)によりマーシャル諸島船籍の貨物船が拿捕(だほ)されたことや、米国船籍の商船が嫌がらせを受けたことなどから開始されていた。

 ただし、国防総省のスティーブン・ウォレン(Steven Warren)報道官は報道陣に対し、「通常通りの海上における警備活動」を行うため、米海軍の艦艇は同海域にとどまると説明している。(c)AFP