パッキャオが右肩手術へ、陣営はネバタ州の関係機関を批判
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【5月5日 AFP】プロボクシングのマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)陣営は4日、フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)との試合後に手術の必要があると判明した右肩のけがについて、ネバダ州立体育委員会(NSAC)が当日の治療を却下したと批判した。
米スポーツ専門チャンネルESPNによると、2日に行われたメイウェザーとのメガファイトで0-3の判定負けを喫したパッキャオは、右肩の腱板を断裂しており、今週末にも手術を受ける予定だと伝えられている。
米ロサンゼルス(Los Angeles)市内にあるカーラン・ジョーブ整形外科(Kerlan-Jobe Orthopedic Clinic)のニール・エルアトラシュ(Neal ElAttrache)医師は、損傷の程度は「深刻だ」とし、パッキャオは全治9か月から12か月の見込みであると明かした。
エルアトラシュ医師は、「MRI検査の結果、腱板を断裂していることが確認されました。損傷は深刻です」とコメントしている。
北米で最も権威のある外科医の一人として有名なエルアトラシュ医師は、これまでニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)のQBトム・ブレイディ(Tom Brady)やロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のザック・グレインキー(Zack Greinke)投手、そしてロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)の手術を執刀した実績を持っている。
パッキャオの手術について、具体的な日程は明らかにされていない。