【5月4日 AFP】中国中部湖北(Hubei)省の高速道路で犬の散歩をしていた飼い主の女性が、警察から「処罰」を受けた。国営新華社(Xinhua)通信が3日、報じた。

 新華社によると、この女性は1日、別の男性とともに車で高速道路を移動中だった。しかし男性が急に催したため、車両は「道路の真ん中」で停車してしまったという。当時の状況については、「三角表示板の設置がなかったため、後続車は急な減速や車線変更を強いられた」と報じらている。

 ドライバーには200人民元(約3900円)の罰金と交通違反6点が科された。しかし実際に車を運転していたのが誰だったのかは明らかにされていない。他方、路肩で犬を散歩させたとして、女性には別途「処罰」が下されている。

 1日は、メーデーの連休初日。この期間は、一般に交通量が多くなることに加え、観光促進のため同国政府により国内の有料道路で通行料金の緩和措置が取られている。(c)AFP