【4月27日 AFP】1915年の鉄道建設工事の際に、イタリア・ローマ(Rome)のポルタ・マッジョーレ(Porta Maggiore)の地下で、ピタゴラス学派(Pythagorean)と新ピタゴラス学派(Neopythagorean)の地下聖堂が発見された。このポルタ・マッジョーレ地下聖堂(Basilica Porta Maggiore)により、さまざまな神話の場面、紀元前1世紀頃の未解明の慣行などが明らかになっている。

 この地下9メートルにある聖堂は、もともと地下7メートルにあった。現在進行中の構造の安定性、水浸潤、生物学的汚染に配慮した、時間と細心の注意を要する修復作業が完了次第、一般公開されることになっている。(c)AFP