【4月24日 AFP】男子テニス、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2015)は23日、シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は4-6、6-7で第13シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)に敗れ、大会から姿を消した。

 バルセロナ(Barcelona)で8回優勝しているナダルは、フォニーニに4勝1敗と勝ち越していたが、リオ・オープン(Rio Open presented by Claro hdtv 2015)では土をつけられた経験がある。

 タイブレークとなった第2セットで、マッチポイントを3回しのいだナダルだが、最後はフォアハンドのミスで8強入りを逃した。フォニーニは、準々決勝でスペインのパブロ・アンドゥハル(Pablo Andujar)と対戦する。

 ナダルは今季ここまで、トップ10の選手を1度しか破っていない。

「僕のプレーは最悪で、勝てる見込みはなかった」と振り返ったナダルは、クレーコートでの直近3試合で2つめの黒星を喫している。

「今シーズンここまでの浮き沈みを何とかしなければ、安定しない状態が続くだろう」

「先週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2015)では、何度も良い瞬間があって、今年一番の大会になった。でも、今大会は正反対だった。マイナスの一週間になった」