リビアのスペイン大使館外で爆発、ISが声明 韓国・モロッコに続き
このニュースをシェア
【4月21日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)のスペイン大使館周辺で20日夜、爆弾が爆発した。治安関係筋がAFPに対し明らかにしたところによると、負傷者はいない。事件後にはイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の関連組織が犯行声明を出している。
地元当局の関係者によれば、ISのメンバーが同大使館の外壁周辺に爆発物を仕掛けたとみられ、大使館や周辺の建物の一部が損壊した。マイクロブログのツイッター(Twitter)では、リビアのIS関連組織とつながりのある複数のアカウントに犯行を認めるコメントが投稿されている。
トリポリでは今月12日、韓国大使館へ向かって通りがかりの車の中から発砲があり、リビア人の警備員2人が死亡、1人が負傷した。また数時間後の翌13日には、同市内のモロッコ大使館の門付近でも爆発が起きている。
米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」によると、ISは韓国大使館の襲撃について、ツイッターを通じて犯行声明を出している。(c)AFP