NZ女性、バーガーにゴキブリ混入と主張 マクドナルドが調査
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【4月20日 AFP】ニュージーランド南島(South Island)のブレナム(Blenheim)で、ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)のハンバーガーを購入した女性が、商品に混入していたゴキブリを口にしたとしてSNS上に写真を投稿し、同社が調査に乗り出した。
メーキャップ・アーティストのアンナ・ソフィア・スティーブンソン(Annah Sophia Stevenson)さん(26)は、メディア大手フェアファックス・ニュージーランド(Fairfax New Zealand)に対し、18日の夜にビッグマック(Big Mac)セットを購入し、家に着いてハンバーガーを食べている最中にゴキブリを見つけたと語った。
「内臓が飛び出し、体には大きな穴が開いていた」
「ちょっと筋張った肉だと思っていた。かみ切ろうとして、結構長くかんでしまったと思う」
スティーブンソンさんは店に苦情を申し立てる代わりに、撮影した写真をフェイスブック(Facebook)に投稿した。
一方マクドナルドは、ソーシャルメディア上でうわさが流れているのを把握した直後、ブレナムの同フランチャイズ店がスティーブンソンさんに連絡を取り、第三者による検査のために「バーガーと異物」を回収したと述べた。
ところが同社によると、20日になってスティーブンソンさんはバーガーの返却を要求したという。同社は「この問題について、さらに調べることが非常に困難になる」とコメントしている。
また同社は、地元当局による衛生検査が20日に実施されたものの、害虫の痕跡は見つからなかったと発表した。
AFPの取材に対して、同社は文書で、このハンバーガーが「ドライブスルーで注文され、その後車で運ばれ、自宅で食べられたという事実に留意するのは重要なことだ」と述べた。(c)AFP