原始惑星系円盤の外縁で複雑な有機物を検出
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【4月14日 AFP】欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)は8日、若い星であるWMC480の周囲を取り巻く原始惑星系円盤のイメージ図を公開した。南米チリ北部にある巨大電波望遠鏡「アルマ(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array、ALMA)」の観測により、この原始惑星系円盤の外縁で複雑な有機分子であるアセトニトリルが検出された。この外縁では彗星が形成されると考えられている。このことは複雑な有機分子、そして生命に必要不可欠な諸条件が、普遍的に存在する可能性を示唆している。(c)AFP