電気爆発を襲撃と勘違い、学生パニックで150人死傷 ケニア
このニュースをシェア
【4月13日 AFP】ケニアのナイロビ大学(University of Nairobi)で12日未明、電気系統の爆発をスラム過激派による襲撃と勘違いした学生らがパニックに陥り、建物から飛び降りるなどして1人が死亡、約150人がけがをした。
同大学の副総長がAFPに語ったところによると、死亡した学生は宿舎の5階部分から飛び降りた。現場では逃げようとした学生が押し合いになる事態も発生。負傷者の大半は軽傷だが、20人が病院で治療を受けている。
ケニアでは、今月2日に北東部ガリッサ(Garissa)でソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)が大学を襲撃して以後、緊張状態が続いている。この襲撃では、148人が死亡し、そのほとんどが学生だった。(c)AFP/Aymeric VINCENOT