【4月6日 AFP】(一部更新)トルコ当局は6日、マイクロブログのツイッター(Twitter)、交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)、動画共有サイトのユーチューブ(YouTube)へのアクセスを遮断した。先月31日にイスタンブール(Istanbul)の裁判所で起きた極左組織のメンバーによる人質事件で死亡した検察幹部の画像投稿をめぐる措置とされる。

 これらサイトは、トルコ国内の多くのユーザーにとってアクセス不能となった。トルコ紙ヒュリエト(Hurriyet)は、3社を含め合計160のウェブサイトを遮断する命令が検察当局からプロバイダーに対し出されたと伝えた。

 当局は3社に対し、4時間以内に問題の画像を削除するよう通告。トルコ通信規制当局(TIB)長官は同紙に対し、フェイスブックがこの期限内に通告に従ったことから、同サイトへの遮断措置は解除されたと語った。また、インターネットサービスプロバイダー業界関係者によると、ツイッターも通告に従ったため、同サイトに対する遮断措置も同様に解除された。

 ヒュリエト紙によると、ユーチューブとの協議は現在も進行中だとTIB長官は説明している。(c)AFP