【4月3日 AFP】世界の半分以上の国からの記録的な数の外国人戦闘員が、イスラム過激派組織や国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に参加していることが、AFPが2日に入手した国連(UN)の報告書で明らかになった。渡航先の大半はシリアとイラクだが、リビアでも増加しているという。
国連の専門家らがまとめた同報告書によると、武装闘争に参加している外国人戦闘員の出身地域は100か国以上、その合計人数は2万5000人以上に上る。また、戦闘員流入の勢いは史上最高となっており、2014年半ばから15年3月までの増加率は71%だった。特に欧州とアジアからの戦闘員が急増しているという。(c)AFP