【4月3日 AFP】仏議会で2日、極端な痩せすぎをあおる者に対して、禁錮1年および罰金1万ユーロ(約130万円)を科すことができるようにする法律の修正案が可決された。主に「拒食症を容認する」ウェブサイトを視野にいれたものとなっている。

 可決された保健法の修正案には、「生命の危険や健康を直接損なう恐れのある、長期にわたる食事制限を奨励し、過度の痩せを誘発する」者を罰するとある。

 フランスには約4万人の摂食障害の患者がいると推定されており、うち10人に9人は女性および少女とされる。

 この法律は、痩せすぎを奨励していると非難されているいわゆる「拒食症容認」ウェブサイトを狙ったものだ。(c)AFP