武装グループが大学襲撃、少なくとも2人死亡 ケニア
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【4月2日 AFP】(一部更新)ケニア東部ガリッサ(Garissa)で2日早朝、大学が武装グループの襲撃を受け、キャンパス内で爆発や銃撃が起きた。ケニア政府当局によると、この襲撃でこれまでに少なくとも2人が死亡、4人が負傷した。
警察発表によると、武装グループは現地時間午前5時半(日本時間同日午前11時半)ごろにガリッサ大学(Garissa University)の正門に立つ守衛を銃撃し、内部に押し入りキャンパス内で無差別に発砲したという。またキャンパス内からは爆発音や銃声が聞こえるが、学生や教員が何人取り残されているのかは不明。
複数の学生からの情報によると、マスクをかぶり武装した4人が構内に侵入するのが目撃されている。
大学周辺は治安部隊によって封鎖され、軍に出動要請が出された。
犯行声明は出ていないが、ガリッサは情勢が不安定なソマリア国境から約150キロの距離にあり、過去に国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)の襲撃を受けている。(c)AFP