独機墜落現場へ新ルート開通、保険会社支払いは360億円
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【3月31日 AFP】今月24日、独格安航空会社ジャーマンウィングス(Germanwings)の旅客機が墜落したフランス南東部のアルプス(Alps)の現場へ到達するために作られた新たな道路が開通し、捜索隊は31日、機体の残がいや遺体の捜索を再開した。
同機の残がいは、険しい山の斜面の約2ヘクタールの範囲に散乱している。新ルートの開通により、現場の麓まで45分でトラックが行きつけるようになった。
捜索の焦点となっているのは、ブラックボックスのうち未発見のフライトレコーダー(飛行記録装置)だ。土中に埋もれている可能性も考慮し、捜索隊は掘削作業も行っている。
一方、ジャーマンウィングスの親会社である独ルフトハンザ航空(Lufthansa)の31日の発表によると、150人が死亡した墜落で、保険会社各社は総額3億ドル(約360億円)の補償金を用意している。独日刊紙ハンデルスブラット(Handelsblatt)の報道を認める形でAFPの取材に答えたルフトハンザ広報によれば、これには犠牲者の遺族への補償に加え、墜落したエアバス(Airbus)A320型機の保険も含まれている。(c)AFP