【4月1日 AFP】(記事更新)テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2015)は31日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-1、6-2で第18シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を退け、準々決勝に進出した。

 この結果、錦織が最新の世界ランキングで4位に浮上し、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が5位に後退することが濃厚となっている。

 錦織は、「だいぶ自信がついて、この3試合は本当にいい感じでやれている。比較は難しいが、去年よりも少しプレーが良くなっているはず」とコメントした。

 錦織は準々決勝で、第5シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を破った第22シードのジョン・イズナー(John Isner、米国)と対戦する。イズナーは、両者合わせてエース38本が決まり、ブレークが一度もなかったビッグサーバー対決を制して勝ち上がった。

 一方、同日に行われたそのほかの試合では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が6-7、7-5、6-0でアレクサンドル・ドルゴポロフ(Alexandr Dolgopolov、ウクライナ)に勝利し、準々決勝進出を果たした。

 そして第3シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、第15シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を6-4、3-6、6-3で破り、キャリア通算500勝目を挙げた。

 また、第8シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)はガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)の途中棄権により準々決勝に駒を進め、第6シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は7-6、6-0で第12シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に勝利している。(c)AFP