リオ五輪のホテル不足解消へ、自宅貸し借りサービスと提携
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【3月29日 Relaxnews】2016年リオデジャネイロ五輪の大会組織委員会はこのほど、殺到が予想される観戦客に宿泊場所を提供するため、自宅貸し借り仲介サービスの「Airbnb(エアビーアンドビー)」と提携したと発表した。
情報筋によると、3週間の大会期間中、Airbnbが2万室を提供することで合意したという。
Airbnbは自宅の空き部屋を短期間貸し出したい住宅所有者と、旅行者などホテルより格安な宿泊場所を探している人を仲介するサービスで、世界に1700万人の利用者がいる。だが、五輪組織委がこうしたサービスと提携するのは、今回が初めて。
リオ組織委ではホテルなど一般的な大規模宿泊施設の準備も進めているが、大半はまだ建設中で、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)が来年8月5日の開幕までに4万室を確保できるかどうかに懸念を表明していた。Airbnbとの提携で、組織委への重圧は和らぐとみられる。(c)Relaxnews/AFPBB News