リチャード3世の遺骨を再埋葬、死後530年
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【3月27日 AFP】駐車場の下という不名誉な埋葬場所から見つかったイングランド王リチャード3世(Richard III)の遺骨が26日、その死から530年を経てようやく丁重に埋葬された。
2012年にリチャード3世の遺骨が発見された場所から近いレスター大聖堂(Leicester Cathedral)で行われた埋葬の式典では、遺骨を納めた棺が地中にゆっくりと下ろされた。同大聖堂の前には弔意を示すために数千人が集まった。参列したエリザベス女王(Queen Elizabeth II)は、手書きのメッセージを送り、リチャード3世はようやく「安らかに眠れる」だろうと述べた。
また、今年の米アカデミー賞(Academy Awards)主演男優賞にノミネートされた英俳優ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)さんは、スコットランドの桂冠詩人キャロル・アン・ダフィー(Carol Ann Duffy)氏による特別な委嘱作品を朗読した。(c)AFP/Robin MILLARD