【3月24日 AFP】(一部更新)航空当局によると、ドイツ航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)傘下の格安航空会社ジャーマンウイングス(Germanwings)の旅客機が24日、フランス南部のフランス・アルプス(French Alps)で墜落した。仏内務省は、山ろくの村で残がいが発見されたと発表した。

 墜落したのは、スペインのバルセロナ(Barcelona)発、ドイツ・デュッセルドルフ(Dusseldorf)行きのエアバス(Airbus)A320型機で、乗客142人乗員6人の計148人が搭乗していたとみられる。緊急会見を開いたフランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は、全員の生存が絶望視されると発表した。

 墜落現場はフランス南東部の街バルスロネット(Barcelonnette)付近で、近くにはスキーリゾートがあるという。現在、ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)内相が現地へ急行している。同機からは現地時間の午前10時47分(日本時間同日午後6時47分)に救難信号が出された。(c)AFP