リチャード3世の遺骨、再埋葬へ 数万人が出迎え 英中部
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【3月23日 AFP】英イングランド(England)中部レスターシャー(Leicestershire)州で22日、15世紀に戦死したイングランド王リチャード3世(Richard III)の遺骨の再埋葬に合わせた記念式典が始まり、数万人が市内の通りで王のひつぎを出迎えた。
遺骨はリチャード3世がボズワースの戦い(Battle of Bosworth)で1485年に戦死してからほぼ530年後の2012年、レスター(Leicester)の市営駐車場の下から見つかった。26日にレスター大聖堂(Leicester Cathedral)に埋葬される予定だ。
埋葬に向けた5日間の行事の初日となった22日には、リチャード3世の子孫や、遺骨を発掘した考古学者らが、ひつぎの上にリチャード3世のヨーク家を象徴する白バラを手向けた。ひつぎは、王が命を落とした同市近郊ボズワース(Bosworth)にも運ばれ、当時を再現した衣装を着た人々や、21発の礼砲で迎えられた。(c)AFP/Leon NEAL、Robin MILLARD