WBAの退場者を間違えた主審が謝罪
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【3月22日 AFP】21日に行われた14-15イングランド・プレミアリーグ第30節のマンチェスター・シティ(Manchester City)対ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich Albion、WBA)戦で、誤ってWBAのギャレス・マコーリー(Gareth McAuley)に退場処分を科したニール・スワブリック(Neil Swarbrick)主審が、謝罪を表明した。試合は3-0でシティが勝利している。
試合開始直後、シティのボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)がペナルティーエリア手前でWBAのクレイグ・ドーソン(Craig Dawson)からファウルを受けたものの、スワブリック主審はマコーリーに対してレッドカードを提示した。
プレミアリーグを裁く審判を管轄するプロ審判員協会(PGMOL)は、「マンチェスター・シティ対ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦の前半2分、ニール・スワブリック審判は『明らかなゴールチャンスの阻止』により、ギャレス・マコーリーを退場処分とした」と声明を発表した。
「審判は、ファウルは別の選手が起こしたものと認めており、人違いの事例として取り扱わなければならない。この間違いに関して審判は謝罪している」
今季の第27節、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)対サンダーランド(Sunderland AFC)戦ではラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)にファウルしたのがジョン・オシェイ(John O'Shea)だったにもかかわらず、ウェス・ブラウン(Wes Brown)が退場処分を受ける事例が起きており、人違いによる退場はこの3週間で2度目となった。
この試合を裁いたロジャー・イースト(Roger East)主審はブラウンがファウルを犯したと誤って判断したと明かし、ブラウンに対するレッドカードは取り消しとなったが、出場停止処分がオシェイに科されることはなかった。
昨シーズンにも同様の事例が発生しており、0-6で敗れたチェルシー(Chelsea)戦でアーセナル(Arsenal)のアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)がゴールライン上でハンドを犯したものの、間違ってキーラン・ギブス(Kieran Gibbs)が退場処分を受けていた。(c)AFP