大気汚染のパリで緊急規制、市内の車を半減 公共交通が無料に
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【3月22日 AFP】「光の都」ことフランスのパリ(Paris)など同国北部の広い範囲で大気汚染が激しくなっていることを受けて、パリで23日に緊急の交通規制が実施されることになった。
大気汚染対策としてパリ市内に入る車の台数を半減させ、公共交通機関の運賃を一時的に無料とすることを数日前から関係当局に要請していたアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)パリ市長は21日、ツイッター(Twitter)で国がこれらの措置の実施に同意したと明かした。
パリ市内では23日、タクシーと電気自動車、救急車などを除き、ナンバープレートの末尾の数字が奇数の車のみが走行を認められる。また、同市とその周辺地域では少なくとも23日まで、公共交通機関の運賃が無料になる。(c)AFP