香川が昨年9月以来のゴール!ドルトムントがハノーバーに勝利
このニュースをシェア
【3月22日 AFP】14-15ドイツ・ブンデスリーガ1部は21日、第26節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が3-2でハノーバー96(Hannover 96)を下し、公式戦4試合ぶりの勝利を収めた。
ドルトムントはリーグ戦で2試合連続スコアレスドローに終わると、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント1回戦第2戦ではユベントス(Juventus)に0-3で敗れ、2試合合計スコア1-5で敗退した。
それでもドルトムントは、この試合でピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が2得点、香川真司(Shinji Kagawa)が1得点を記録し、チャンピオンズリーグ敗退からの立ち直りをみせた。
ガボン代表のオーバメヤンは、今季のリーグ戦25試合出場でゴール数を計12得点まで伸ばしている。
ドルトムントは前半19分、マルコ・ロイス(Marco Reus)のパスがハノーバー守備陣を破ると、オーバメヤンがシュートを決めて先制点を奪った。
しかし、ドルトムントのリードは12分しか続かなかった。ハノーバーは、元ドルトムントのレオナルド・ビッテンコート(Leonardo Bittencourt)がハーフライン付近でボールを奪取してそのまま持ち上がり、ペナルティーエリア内に進入すると、パスを受けたラース・シュティンドル(Lars Stindl)が試合を振り出しに戻すゴールを決めた。
そして迎えた後半、ドルトムントは主将のマッツ・フンメルス(Mats Hummels)がハノーバーのホセル(Joselu)の決定機をヘディングで防ぐと、その直後にハノーバーが退場者を出したことで、流れはドルトムントに傾いた。
ハノーバーは後半10分、その6分前に警告を受けていたビッテンコートがこの日2枚目のイエローカードを提示され、退場処分になった。
すると数的優位に立ったドルトムントは後半12分、ロイスのお膳立てから香川が昨年9月以来、リーグ戦では今季2得点目となるゴールを決めて勝ち越しに成功すると、後半16分には香川のクロスをオーバメヤンがヘディングで合わせ、追加点を奪った。
ハノーバーは後半37分にシュティンドルのゴールで1点差まで詰め寄ったものの、最後はドルトムントが勝利を収め、リーグ10位の座をキープした。(c)AFP/Ryland JAMES