民家から乳児5人の遺体発見、仏ボルドー近郊
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【3月20日 AFP】フランス南西部ボルドー(Bordeaux)近郊の民家で19日、乳児5人の遺体が見つかった。捜査関係筋がAFPに明らかにした。同国では過去5年間で最悪の乳幼児殺害事件だという。
現場はボルドー近郊のルシャ(Louchats)にある民家。19日朝、この民家に住む男性(40)が保温バッグに入った新生児1人の遺体を発見し、その後の警察の捜査でさらに4人の乳児の遺体が冷凍庫から見つかったという。
この捜査関係筋によると、男性の妻(35)が自宅で1人で出産したとみられる。
警察は男性の身柄を拘束するとともに、妻を「婦人科と精神科の検査」のためボルドー市内の病院に送った。現在分かっている範囲では、妻に精神疾患の既往歴はないようだという。
この夫婦の間には、13歳と15歳の娘2人がいる。(c)AFP