チュニジア博物館襲撃、国連や各国政府が非難
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【3月19日 AFP】チュニジアの首都チュニス(Tunis)で18日に発生し、日本人観光客ら19人が死亡した博物館襲撃事件について、米国などの各国政府や国連(UN)は一斉に非難の声を上げた。
国連のファルハン・ハク(Farhan Haq)事務総長副報道官によると、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は事件について、「嘆かわしい」「最も強い言葉で非難する」などと述べた。
ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官もまた、事件を非難し犠牲者の遺族らに哀悼の意を表明する声明を発表。米政府が「この困難な時にあるチュニジアの人々に寄り添い、安全で繁栄を続ける民主的なチュニジアに向け前進する同国政府の努力を今後も支援していく」ことを強調した。
また、国民が犠牲になったと伝えられているイタリアのマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)首相も事件を非難。フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領も、チュニジアと「団結」していく考えを表明した。(c)AFP/Paul HARRINGTON