【3月17日 AFP】ドイツで開催中の情報技術見本市「CeBIT」で、中国の電子商取引大手アリババ(阿里巴巴、Alibaba)の創業者、ジャック・マー(Jack Ma)氏が、顔の認識機能を利用して電子決済を行う次世代技術を公開した。

 マー氏は15日夜、スマートフォン(多機能携帯電話)のカメラで撮影した自分の顔画像を電子署名として利用する技術を公開。このシステムを使って見本市の開催地である独ハノーバー(Hannover)の市長にプレゼントを送ったばかりだと語った。

 今週開催されるCeBITでマー氏は、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相をはじめとする聴衆に向けて基調講演を行った。(c)AFP/Romain FONSEGRIVES