ジェブ・ブッシュ氏も公務に私用メアド、米紙調査で判明
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【3月15日 AFP】ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事(61)が在任中、私的な電子メールアドレスを公務に使っていたことが明らかになった。安全保障や軍事に関する問題など、慎重な取り扱いを必要とする事柄も個人のメールアドレスでやり取りしていたという。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が14日に報じた。
同紙は、公開された記録を調べていたところこれらの電子メールを見つけたという。メールの中には2001年9月11日の米同時多発テロ事件を受けたフロリダ州の州兵派遣について書かれていたものもあった。
しかし、ブッシュ氏の側近は同紙に対し、いずれのメールにも機密情報や慎重な取り扱いを必要とする内容は含まれていないと反論。メールの中で言及されている事柄は多くが報道されているものだと主張している。
共和党の元大統領を父と兄に持つブッシュ氏は次期大統領選への出馬を検討していると表明しており、これまで民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の「不可解な」在任中の私用のメールアカウントの使用をやり玉に挙げていた。(c)AFP