欧州初、ヘルシンキ空港にスリープポッドが登場
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【3月14日 Relaxnews】蚕の繭(まゆ)を思わせるような仮眠用の設備「スリープポッド」が欧州で初めて、フィンランド・ヘルシンキ空港(Helsinki Airport)に登場した。
乗り継ぎで待ち時間が長い人も、予定の便に乗り遅れてしまった人も、もう空港ターミナルの床で膝を抱えて丸くなって眠ることはない。1時間当たり9ユーロ(約1150円)の利用料金を払えば、スライド式のシェードがスーツケースのキャスターが出す騒音やターミナル内のアナウンス、照明の明かりを遮断してくれるポッド、「GoSleep(ゴースリープ)」の中でゆっくりと休むことができる。
ターミナル内に設置された合計19のポッドは、内部に手荷物の収納スペースが設けられているほか、携帯電話やデジタル機器の充電もできる。
フィンランドで開発されたこのポッドはすでに数年前から、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ(Abu Dhabi)とドバイ(Dubai)の空港で利用されている。(c)Relaxnews/AFPBB News