【3月13日 AFP】シリアとトルコ両国境に近いイラク北西部のクルド人自治区、フィシュカブル(Fishkhabur)で12日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」掃討のために結成されたキリスト教徒連隊の訓練兵600人が6週間の訓練を終え、卒業式典に臨んだ。

 キリスト教徒部隊は、クルド人自治区の主要都市アルビル(Arbil)と、現在はISが拠点としているモスル(Mosul)の間に広がるニネベ平野(Nineveh Plains)の奪回を目指す。

 イラクで少数派のキリスト教徒たちのほとんどは、ISに掌握される7か月前までアルビルに住んでいた。(c)AFP