【3月11日 AFP】兵庫県西宮市の西宮観光協会(Nishinomiya Tourism Association)は11日、何者かにウェブサイトを改ざんされ、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」のものとみられるメッセージが一時的に表示されていたことを発表した。

NHKによると、同観光協会のウェブサイトに先立って、東京都のフットサルクラブやカメラ部品の販売代理店などのウェブサイトでも同様の改ざんがあったという。

 西宮観光協会によると、同協会のウェブサイトに8日夜から白と黒の「イスラム国」のロゴが表示され始めたため、9日にサイトを一時的に閉鎖した。ウェブサイトは現在復旧しているが、改ざんを行った人物は不明のままという。

 ロゴと合わせて表示されたメッセージは英語で「イスラム国(ISIS)がハッキングした。われわれはあらゆる場所にいる」と書かれていた。(c)AFP