死者に仏の有名スポーツ選手ら、南米のTV撮影ヘリ衝突事故
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【3月10日 AFP】(写真追加)南米アルゼンチン北西部ラリオハ(La Rioja)州で9日にリアリティー番組の撮影中だったヘリコプター2機が空中衝突した事故で、死亡した10人の中に、番組に出演していたフランスの有名スポーツ選手らが含まれていたことが分かった。
地元当局によると、死者には著名セーリング選手のフロランス・アルトー(Florence Arthaud)氏、2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得した競泳選手カミーユ・ムファ(Camille Muffat)氏、2008年北京五輪で銅メダルを獲得したボクシング選手アレクシ・バスティーヌ(Alexis Vastine)氏が含まれていた。
ヘリコプター2機は、同州の険しい山岳地域で行われていたサバイバル番組「ドロップト(Dropped)」の撮影の最中に空中で衝突したという。また警察筋は、衝突事故で死亡したのはフランス人の乗客8人とアルゼンチン人操縦士2人だったとしている。
仏テレビ局TF1で放送予定だった同番組は、過酷な環境に置かれた有名スポーツ選手8人のサバイバルを追うリアリティー番組。(c)AFP