トルコ大統領の食事、国内外で全て検査 暗殺恐れ
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【3月4日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領に国内外で提供される食事が全て、暗殺の恐れから事前に厳しく検査されていることが、主治医の話により分かった。
また、主治医のジェブデト・エルドル(Cevdet Erdol)氏が3日、同国紙ヒュリエト(Hurriyet)に対し明らかにしたところによれば、大統領府に専用の検査室が新設される予定だという。
大統領の食事の検査は現在、首都アンカラ(Ankara)とイスタンブール(Istanbul)の検査室と、国外滞在中に行われている。
副党首によれば、完全装備の検査室は昨年アンカラ郊外に完成した部屋数1150の広大な大統領府内に設置され、医学的な資格を持った専門家によって検査が行われる。
厳重な警備が敷かれた官邸には24時間体制で勤務にあたるメンバー5人で組織された緊急対応チームが待機し、放射線、化学物質、細菌から大統領を守るため、提供される全ての飲食物について検査を行う。(c)AFP/ATONCHILE/CARLOS ROCUANT