CIA前長官、愛人への機密漏えいで有罪認める
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【3月4日 AFP】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス(David Petraeus)前長官が機密情報を愛人の女性に漏えいしたとされる問題で、米司法省は3日、前長官が有罪を認める司法取引に応じたと発表した。
ペトレアス前長官は陸軍大将時代、イラク戦争の活躍により同世代で最も尊敬を集める軍司令官だったが、機密漏えい問題によりその栄光は失墜する形となった。
公判で前長官の不倫関係や機密情報保護をめぐる規則の軽視といった行為の詳細が明らかになる可能性もあったが、今回の司法取引により出廷は逃れることとなる。収監される可能性もあったが、司法取引では保護観察2年と罰金4万ドル(約480万円)の刑が妥当とされている。(c)AFP/Dan De Luce