【3月3日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)の最高裁判所前で2日、爆弾が爆発し、2人が死亡、警官7人を含む9人が負傷した。保健省が発表した。

 病院関係者によると、裁判所近くの警察検問所を狙った犯行とみられるという。同国では1日にも南部の観光地アスワン(Aswan)の警察署前で爆弾が爆発し、市民2人が死亡した事件が起きていた。

 2013年にイスラム組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領が解任され、モルシ氏の支持派に対する締め付けが始まって以来、カイロでは主に警察を狙った爆弾攻撃が相次いでいる。(c)AFP