チェルシーが横浜ゴムとユニホームスポンサーの大型契約
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【2月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)は26日、横浜ゴム(The Yokohama Rubber)と来シーズンからのユニホームスポンサーの契約を結んだと発表した。契約期間は5年で、リーグ史上2番目の大型契約になると報じられている。
独スポーツ用品大手アディダス(Adidas)と10年総額3億ポンド(約550億円)前後でサプライヤー契約を結んでいるチェルシーは、タイヤメーカーの横浜ゴムとの契約の規模について、具体的な額を明かすのを控えている。
しかし報道によると、契約額は年間4000万ポンド(約74億円)で、これはプレミアリーグのユニホーム契約では、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が米自動車ブランド、シボレー(Chevrolet)と結んだ年間推定4700万ポンドに次ぐ、史上2番目の契約になるという。
横浜ゴムは、韓国家電メーカー大手のサムスン電子(Samsung Electronics)に代わってスポンサーとなる。サムスンは、2005年から契約更新をはさんでチェルシーのユニホームの胸スポンサーを務め、契約額は1800万ポンドと伝えられていた。
チェルシーは声明で、「この度、横浜ゴム株式会社をチェルシーフットボールクラブの公式ユニホームパートナーとして迎え入れる運びとなりました」と発表した。
「今回のかつてない大規模なスポンサーシップは、チェルシーが欧州を代表するフットボールクラブとしてふさわしい契約となります」
「世界をけん引するタイヤメーカーとのパートナーシップは、2015-16シーズンからの5年契約となります。また横浜ゴムのブランドは、ファーストチームからユースチームまでのユニホームを飾る予定となっています」
チェルシーは今後、シーズン前のツアーで日本を重要視するようになるとみられる。しかし2015年のツアーの日程はすでに決定済みで、日本は遠征先に含まれていないと考えられている。(c)AFP