【2月25日 AFP】米アラスカ(Alaska)州で24日、嗜好(しこう)用マリフアナの使用を認める法律が施行された。米国内で嗜好用マリフアナが合法化されたのはコロラド(Colorado)州とワシントン(Washington)州に次いで3州目。

 アラスカ州では、昨年11月に中間選挙と並行して行われた住民投票で、嗜好用マリフアナの使用、栽培、所持を合法とする法案がわずかの差で可決された。

 アラスカ州の公式ウェブサイトによれば、法律が施行されたことにより、同州では21歳以上であれば最高28グラムまでのマリフアナの所持と、最高で6株までの栽培が合法とされることになった。だが、公共の場でのマリフアナの使用は依然として違法となる。

 米国の連邦法下ではマリフアナは依然として違法だが、23州では医療用としてのマリフアナの使用が認められている。また市場調査会社アークビュー・マーケット・リサーチ(Arcview Market Research)の報告によると、2020年までに米国内ではさらに14州で嗜好用マリフアナが合法化される見込みだという。(c)AFP