【2月24日 AFP】韓国の情報機関、国家情報院(National Intelligence ServiceNIS)は24日、議会委員会への報告の中で、先月から消息が分からなくなっている韓国人男性がイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」に合流し、訓練を受けていると述べた。

 韓国・聯合(Yonhap)ニュースによると、非公開の委員会に出席した議員がNISの報告の内容を明かした。

「キム」という姓だけが公表されているこの男性は、学校を中退した18歳で、イスラム国への合流を望むツイートを投稿した後、1月10日にトルコ南部の町キリス(Kilis)のホテルで目撃されたのを最後に消息を絶った。国境を越えてシリアへ入り、ISに合流したものとみられていた。男性が訓練を受けているとされるキャンプの場所は明らかにされていない。(c)AFP