米国の空港、2016年末までに税関申告書を廃止へ
このニュースをシェア
【2月21日 Relaxnews】寝起きまなこで混雑した米国の空港に到着した旅行者は、面倒な税関申告書に必要事項を記入する必要がなくなる。米政府は前週、長蛇の列を解消する一環として、2016年末までに税関申告書を廃止すると発表した。
ホワイトハウス(White House)の発表によると、すべての空港での到着手続きを改善する一環として、旅行者に同国に土やカタツムリを持って来てはいないかなどを問う「税関申告書6059B」を撤廃するという。
ホワイトハウスの担当官は、「この国の安全が常に最優先事項ではあるが、その一方で、旅行者が歓迎されていると感じるような、フレンドリーで効率的な旅行体験を保証しなければならない」と述べた。
さらに、最も混雑する17の空港では行動計画が導入される。自動パスポート管理機が設置され、スマートフォンでパスポートの情報を送信できるようになる。
昨年、旅行客が米国で消費した金額は、約2220億ドル(約26兆4000億円)と推定されている。(c)Relaxnews/AFPBB News