【2月20日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のニューヨーク・ニックス(New York Knicks)で主力として活躍するカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が、19日に膝の手術を受けた。

 ニックスは、アンソニーが左膝蓋腱(しつがいけん)のデブリードマンと再建術を受けたことを発表、今季残りの試合を欠場するとしている。

 膝の故障に苦しめられていたアンソニーは、前半戦53試合のうち13試合を欠場していた。

 また、2012-13シーズンの得点王は、復帰まで4か月から6か月を要するとみられる。

 アンソニーは、ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で開催されたNBAオールスターゲーム2015(2015 NBA All-Star Game)で、30分間の出場中にフィールドゴール(FG)20本中6本を成功させると、14得点を記録。しかし、その3日後には今季を終えることが決定した。

 ニューヨーク(New York)出身のアンソニーは、地元ファンの前で行われるNBAの祭典に出場するまでプレーすることにこだわっていた。

 しかしながら、ニックスは前半戦を終えた時点でリーグ最下位の10勝43敗に沈む状況で、アンソニーを離脱させたのは当然の決断だったといえる。

 レギュラーシーズンが再開される中、ニックスはすでに今季の負け越しが決定している。(c)AFP