IAAFがロシアのドーピング問題解決に着手
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■陸上界の危機
IAAFのラミーヌ・ディアック(Lamine Diack)会長は16日、英国放送協会(BBC)に対して、陸上競技が危機に直面していると話したものの、ロシア人選手の99パーセントがドーピングをしているという疑惑については、「ばかばかしい」と一蹴した。
セネガル出身で81歳のディアック会長は、「ロシアについては、難しい状況に直面している。現在ロシアで起きていることを片付けなければいけない」とした。ディアック会長は1999年、イタリア人の故プリモ・ネビオロ(Primo Nebiolo)氏から会長職を引き継いだ。
「ロシアにはドーピングをしている選手がいる。それが組織的に行われているのであれば、選手だけでなく指導者にも処分を下さなければいけない」
「この問題に片をつけ、策を講じるのがわれわれの仕事だ。言うまでもなく、これは危機だ。どんな疑惑も残らないようにする必要がある」
(c)AFP