【2月16日 AFP】14-15スペイン1部リーグは15日、第23節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-2でセルタ(Celta de Vigo)に敗れた。

 この日のアトレティコには、レアル・マドリード(Real Madrid)に4-0で大勝した前節の面影はみられずリーグ5敗目を喫し、首位レアルとの勝ち点差が7に広がったことで、連覇の夢は事実上の終わりを迎えた。

 前半は試合を支配しながら絶好機を得られなかったセルタだが、後半に入るとノリート(Manuel Agudo Duran "Nolito")がマリオ・スアレス(Mario Suarez)に倒されてPKを獲得し、先制のチャンスを手にした。

 主審がアウグスト・フェルナンデス(Augusto Fernandez)のハンドを見逃した流れからのPKだったが、セルタはノリートがGKミゲル・アンヘル・モヤ(Miguel Angel Moya)の逆を突くキックを決めた。

 その後、セルタのホアキン・ラリベイ(Joaquin Larrivey)ががら空きのゴールに流し込むだけのシュートを外すと、アトレティコは息を吹き返し、サウル(Saul Niguez)やアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)がGKセルジオ・アルバレス(Sergio Alvarez)を脅かした。

 それでもセルタは迎えた後半26分、ミカエル・クロン・デリ(Michael Krohn-Dehli)のパスを受けたファビアン・オレジャーナ(Fabian Orellana)が鋭いシュートをファーサイドに決め、アトレティコを突き放した。(c)AFP