イシンバエワ、16年リオ五輪での新記録樹立に意欲
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【2月13日 AFP】ロシアを代表する陸上・棒高跳び選手エレーナ・イシンバエワ(Yelena Isinbayeva)は12日、2016年のリオデジャネイロ五輪で世界新記録を樹立することを夢見ていると話した。
五輪で2つの金メダルを獲得している32歳のイシンバエワは、12日の記者会見で「(リオでの記録更新を)本当に達成したいわ!」とコメントした。
「五輪は私にとって特別なイベント。強い意志と情熱を持って臨めば、不可能なことはないと思う」
2004年のアテネ五輪と2008年の北京五輪で女王に輝いたイシンバエワは、リオで3つ目の金メダルを取れる確信が持てた段階で再出発したいという。
「今年の終わりには、2016年の五輪で金メダルを取るために復活できるかどうか決めたいと思う」
「決定には時間がかかります。けがの影響でトップレベルに戻ることが不可能という話になったら、私は引退します」
通算28個の世界新記録を樹立してきたイシンバエワは、2013年の第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)終了後、出産のための休養に入ることを発表した。
イシンバエワは、休養を経て出場したロンドン五輪で4メートル70を記録し、銅メダルを獲得。これまでの自己ベストは2009年のチューリヒ国際(Weltklasse Zurich)でマークした5メートル06となっている。(c)AFP