「キルスイッチ」機能でスマホ盗難が減少、米英都市
このニュースをシェア
【2月12日 AFP】米英複数都市でのスマートフォン(多機能携帯電話)の盗難件数が減少していると両国の関係当局が11日、明らかにした。同日発表された共同声明では、盗まれた端末を操作不能にする「キルスイッチ」の影響が大きいと指摘された。
英当局によると、ロンドン(London)では、キルスイッチ導入以後のスマートフォンの盗難被害届が40%減少。サンフランシスコ(San Francisco)検察当局も、携帯端末全体で27%の減少と発表。米アップル(Apple)の「iPhones(アイフォーン)」限定では40%の減少を明らかにした。ニューヨーク(New York)でも、携帯端末全体で16%の減少、iPhonesで25%の減少となった。同市当局が報告している。
米アップルは2013年9月、同社モバイル向け基本ソフト「iOS 7」から、キルスイッチ機能として「Activation Lock(アクティベーションロック)」の提供を開始している。
iPhoneのアクベーションには、所有者のApple IDとパスワードの入力が必要となる。(c)AFP