【2月12日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2015)は11日、オランダのロッテルダム(Rotterdam)でシングルス1回戦が行われ、大会第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-3、3-6、6-3でジェス・ウタ・ガルング(Jesse Huta Galung、オランダ)に勝利した。

 気迫に欠けたワウリンカは第2セットを落としてしまったものの、6度のマッチポイントの末に世界ランク248位のガルングを1時間半で退けた。

 ワウリンカは、「1回戦は決して楽なものではないが、勝ち抜けることが最も重要だ」と語った。

「試合では、いつも練習どおりにいくものではない」

「でも、しっかり練習を積んだおかげで勝ててうれしいよ」

 世界ランク9位のワウリンカが2回戦で対戦するのは、1回戦でデニス・イストミン(Denis Istomin、ウズベキスタン)を下したギジェルモ・ガルシア・ロペス(Guillermo Garcia-Lopez、スペイン)に決まった。

 ワウリンカは、第1セットを34分間で先取したものの、第2セットでは集中力を欠いて苦戦を強いられた。

 しかし、2014年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)王者ワウリンカは、第3セットに入るとブレークに成功して3-1とすると、徐々に主導権を取り戻した。(c)AFP/Scott Williams