ウクライナ和平に向けた4か国首脳会談、11日開催で準備
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【2月9日 AFP】ウクライナ東部で政府軍と親ロシア派勢力との戦闘が激化している問題で、同国とドイツ、フランスの3か国の首脳は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との4か国首脳会談を11日にベラルーシの首都ミンスク(Minsk)で開催する方向で調整を進めている。
ドイツ政府によると、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領とプーチン露大統領は8日に電話会談を行い、ウクライナ軍と親ロシア派による戦闘の「包括的解決」を達成する努力の一環として、首脳会談の開催を話し合った。
だがプーチン大統領は、首脳会談の実現には各国首脳が「いくつかの点」で合意に達する必要があると警告している。テレビで放映されたベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領に向けた発言で、プーチン大統領は「このところ集中的に話し合ってきたいくつかの点でわれわれが合意に達することができれば、11日開催を目指す」と述べた。(c)AFP/Charles ONIANS with Frank ZELLER in Munich, Germany