W・ヒューストンさんの娘に外傷、刑事事件として捜査 米報道
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【2月8日 AFP】米メディアCNNとTMZは7日、2012年に急死した歌手ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)さんの娘ボビー・クリスティナ・ブラウン(Bobbi Kristina Brown)さん(21)が、先月31日に米ジョージア(Georgia)州の自宅の浴槽で意識不明の状態で発見された件について、警察が刑事事件として交際相手の男性の捜査を始めたと伝えた。
報道によると、ボビー・クリスティナさんに説明のできない外傷がある上、発見時に浴槽で顔を下にしていたことから、警察が疑問を抱いたという。報道では外傷の特徴などには言及されていない。
TMZはまた、ボビー・クリスティナさんと交際相手のニック・ゴードン(Nick Gordon)さんの間で暴力があったという複数の関係者による証言を報道。ボビー・クリスティナさんが発見される1時間以上前に2人が口論していた可能性もあり、警察はそれについても捜査しているという。
ボビー・クリスティナさんとゴードンさんは夫婦同様に行動していたが、今回、法律上の婚姻関係がなかったことが判明したため、7日の報道ではゴードンさんは交際相手と表現されている。
ゴードンさんはヒューストンさん宅でボビー・クリスティナさんと一緒に数年間にわたって育てられていたが、正式にヒューストンさんの養子になったことはない。ゴードンさんとボビー・クリスティナさんはヒューストンさんの死亡後に公の場で夫婦として行動し始めた。
ボビー・クリスティナさんの母親で、伝説的歌手だったヒューストンさんは2012年2月、グラミー賞(Grammy Awards)授賞式の前夜に、滞在していたロサンゼルス(Los Angeles)のビバリー・ヒルトン・ホテル(Beverly Hilton Hotel)の客室の浴槽で、遺体で発見された。検視によると、ヒューストンさんの死因は、コカイン使用と心臓病などが原因とみられる水死事故だったとされている。
医療上の必要から現在は人工的な昏睡状態に置かれているボビー・クリスティナさんが発見された状況は、ヒューストンさんの死亡時の状況と奇妙に一致している。(c)AFP