【2月6日 AFP】ウクライナ政府高官と親ロシア派は6日、民間人の避難のため、ウクライナ東部デバルツェボ(Debaltseve)周辺での一時的な人道的停戦に合意したと発表した。

 ウクライナ内務省高官はAFPに「民間人の避難のため、デバルツェボ周辺の地域の停戦協定が6日に合意された」と語った。また親ロシア派は、自らの報道機関を通じて、停戦はグリニッジ標準時(GMT)6日午前8時(日本時間同日午後5時)から同日午後3時(日本時間7日午前0時)まで実施されると述べた。

 デバルツェボは親ロシア派が拠点とするドネツク(Donetsk)とルガンスク(Lugansk)の間に位置する交通の要衝で、親ロシア派が連日、砲撃で攻撃していた。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)によると、元の人口2万5000人の大半はすでに避難しているが、約7000人が今もなおデバルツェボに閉じ込められている。(c)AFP