【2月6日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ(John Coates)副会長は5日、2020年に行われる東京五輪の追加競技の提案期限を、今年9月に設定すると発表した。

 コーツ副会長はさらに、実施競技入りを目指す各陣営に向けて、評価基準を4月に発表することを明かしている。

 東京五輪関係者との2日間の定例会議を終えたコーツ副会長は、都内で記者会見を行い、「透明性の非常に高い手順になる。世界中がこの件に注目している」と話した。

 東京五輪で追加される競技については、野球・ソフトボール、空手、スカッシュが有力候補として国内メディアに報じられているが、綱引きやボーリング、ビリヤードにも熱心に後押しする声がある。

 コーツ氏は追加競技の選定にあたって、会場の要件、ビジネスプラン、世界的な人気、参加選手の男女のバランスなど、競技のさまざまな特徴を評価すると話している。

 同氏によれば、実施競技の正式決定は、2016年のリオデジャネイロ夏季五輪の開幕前になるという。(c)AFP